ドラレコを車内に設置する際、バッテリーの劣化を考えると補助バッテリーの設置は必須になります。
タイムラプス撮影で24時間愛車を見守る場合、補助バッテリーを使用すればメインのバッテリーの負担は軽減されます。
そこでおすすめなのは以前の記事で紹介した【iCELL】補助バッテリーですが、設置場所がヒューズボックスから離れたトランクルームなどの場合、INPUTケーブルが2mしかないため届かないときがあります。

この記事ではINPUTケーブルの延長のやり方について解説していきます。
iCELL補助バッテリーのINPUTケーブルの延長のやり方
✔︎本記事の概要
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INPUTケーブルの延長のやり方
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iCELL純正の5m延長ケーブルを買わないとダメなの?
- まとめ
今回はこのような流れから考えていきます。

INPUTケーブルの延長のやり方
長さが2mのため、車のトランクルームなど設置するとヒューズボックスに届かないときがあります。
何故2mと中途半端な長さなのか考えてみると、補助バッテリー本体は車内に設置することが多く、特に助手席のシート下に置く人がほとんどだからです。
その代わりにドラレコを繋ぐOUTOUT側の3芯ケーブルは5mあるので、こちらで調整するのが一般的な装着方法なのです。
INPUT側の2芯ケーブル(2m)
INPUT側の2芯ケーブルについては、8A以上の大きな電流が流れる為、延長は出来ません。
B40Aでは5m、B6A/B12Aでは2mのケーブルが付属しますが、B6A/B12Aに関してはケーブルの長さが足りない場合、こちらのOPパーツ(5mケーブルとバッテリー直用のヒューズホルダ)をご使用下さい。
この5mケーブルとB6A/B12A付属のダブルヒューズホルダを組み合わせてご使用頂く事も可能です。
引用元 iCELL
公式ページでも注意されているように、バッテリーの電源ケーブルは大きな電流が流れることで、公式の延長ケーブルを使用することを推奨しています。
iCELL純正の5m延長ケーブル

少し高めの設定に思えますが、3,980円(税362円)で販売されているので、こちらを購入することで延長することができます。
iCELL純正の5m延長ケーブルを買わないとダメなの?
5mの延長ケーブルを3,980円出すのはちょっともったいないと考えている人もいると思います。
ただケーブル内の銅線の太さや規格などを理解していないと、破損や事故につながるので自作は極力やめた方が良いと思います。
しかしAmazonなどで、配線やギボシなどの有名メーカー『エーモン』では、iCELLの規格と同じものが売っているので知識があるなら自作することも可能です。
ちなみに僕はロードスターに乗っているのですが、車内に収納スペースが無いため、トランクルームへの設置を考えました。
配線するとあと20cm足りないので、その分エーモンの配線とギボシセットを使って延長することにしました。
Amazonで購入したもの
上記の4点を購入してみましたが、合計1,038円で延長ケーブルが製作できます。
配線は0.75spを選択し、AWG規格は18で最大許容電流は16Aなので、iCELLの規格範囲内になります。
元々INPUTケーブルの電源ケーブル側は丸ギボシが付いているので、結局のところそこに延長ケーブルを足すことで問題は解決します。
まとめ
公式では別売りの延長ケーブルを推奨していますが、規格を理解した上で延長ケーブルを自作するのは悪いことではありません。
ただし理解せずに変な繋ぎ方をしたり、ショートさせた場合は補償の対象外なのであくまでも自己責任で行ってください。
僕は低背ケーブルとの間に30cm分延長したことで、電源・アース共にベストの長さに調整できました。
今回もご閲覧ありがとうございました。
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