以前会社設立時、ポスト用とドア用にアクリルのプレートを会社のロゴを入れて作成してみました。
日本では2色のアクリル板をレーザー加工して1万円くらいしました。
2枚だとその倍だったので、正直少し高いと感じていました。
今回タイに移住して20年の僕が日本で作ったアクリルプレートをタイで制作したらどれくらい価格が安くできるか解説します。
これを読めばアクリル板加工の値段がわかります。
アクリルの看板やプレートをタイで作った場合の価格の差
✔︎本記事の概要
- 日本のアクリル板加工会社の平均価格
- レーザー加工代を含めた日本の価格
- タイでアクリル板を加工した場合の価格
今回はこのような流れから考えていきます。

日本のアクリル板加工会社の平均価格
日本のサイトで格安と謳われているアクリル板加工請負業者は厚みや大きさによって価格がかなり変わってきます。
基本的に日本はアクリル板が高く、ホームセンターでは1万円を超える値段が付けられているもの多く見かけられます。
アクリル板が売られているホームセンター
- 島忠
- ドイト
- カインズホーム
- DCM
- ビバホーム
関東では有名で誰もが一度は見たこと聞いたことのある名前だと思います。
実際調べた価格は24cm x 18cmで2,480円くらいで売られていますが、厚みは2mmと薄めです。
結構中途半端な形での販売で、これ以上大きいものになると5,000円を超える計算になってしまいます。
アクリル板のみを購入しても加工が難しいため、全て業者に頼むのが手っ取り早いのですが、日本はアクリル板代も加工代も高いのです。
レーザー加工代を含めた日本の価格
実際自分で18cm x 18cmのアクリル板を2枚重ねて会社ロゴを作成してみました。
ホームセンターで購入すれば2枚で5,000円くらい買えるので、加工代は3,000円くらいだろうと考えていました。
しかし見積りを見てびっくり!
2枚のアクリル板をレーザーで加工し、バラバラの状態で15,000円。
もしデザイン通りに張り合わせる場合はプラス4,200円という見積りでした。
確かにアクリル板用の接着剤はAmazonなどで680円で購入できますが、流し込み接着剤のため素人にはかなり難しい作業になります。
しかし背に腹は変えられないので、無接着の安い方で注文し、10日後に受け取りなんとか自分で接着し完成させることができました。
タイでアクリル板を加工した場合の価格
今回タイに行き来できるようになったので、以前から知っているアクリル板加工の専門店に全く同じものを発注してみました。
- アクリル板3枚
- レーザー加工2枚分
- 接着
以上の3点で見積もった結果1,000バーツ、日本円で約3,600円という破格。
これには接着料も入っているので、日本の1/5の値段でできるということが分かりました。
そして日本よりアクリル板のカラーバリエーションが多く、機械加工のため仕上がりがとても綺麗でした。
まとめ
これならある程度制作したいデザインを溜めておき、タイで制作すればかなりお得に作ることができます。
最短で3日掛かるので、最低でも5日の量や出張でないと間に合わないのが玉にキズですが・・・。
それにしてもなぜアクリル板が日本でこんなに高いのかわかりませんが、海外で作った方がお得な場合があるので、参考になればと思います。
今回もご閲覧ありがとうございました。
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