以前、タイと言えば物価が日本より安く手軽に行くことのできる東南アジアの国でした。
しかし近年、日本円の暴落からタイバーツの方が高くなり渡航しづらい国に変わってしまいました。
ブログを書いている僕はタイ在住歴20年目の中級者です。
現在は北タイにコンドミニアムを購入して、日本とタイを行ったり来たりしている身分です。
タイはもう格安で行ける国ではない
✔︎本記事の概要
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現在のタイの物価
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タイ旅行が割高になる要素
- まとめ
今回はこのような流れから考えていきます。

現在のタイの物価
僕がはじめてタイに行ったときは1円が0.38バーツ、10,000円両替すると3,800バーツになりました。
しかし、2022年7月22日現在1円が0.26バーツ。
空港の両替所では0.23バーツと以前の半額近いレートまで下がってしまいました。
タイ旅行が割高になる要素
格安航空券を使えば、タイ往復で3万円くらいで行けるようになりました。
しかし、タイ国内に滞在するにあたり、全てタイバーツでの生活になります。
そのためには少しでもレートの良い両替所で両替しなければなりません。
チェンマイのレートの良い両替所については過去記事で紹介しているので、気になる人は読んでみてください。

タイ旅行が割高になる要素
- 宿泊費
- 食費
- 移動費
基本的にはこの3つが割高になる要素です。
宿泊費も2,000バーツ出せば、そこそこのホテルに泊まれました。以前のレートなら日本円に換算しても5,800円くらいだったものが、現在は7,500円くらいになり、サービス料や税金、チップを入れると10,000円を超えてしまいます。

10,000円なら安いと感じる人はよく考えてみて!
日本で5,000円も出せばAPAホテルや東横インに泊まれ、朝食まで付いてきます。
その約倍の価格なのですから、安くないんです。
食事も日本食を食べようとお店に入っても150バーツの定食は既に物価上昇で200バーツを超えています。
以前はワンコインの贅沢だと思っていたものが、今は750円くらい。これは日本のサイゼリヤのランチメニューより高額になります。
それに加え、移動費が安いイメージだったタイですが、格安バスも殆ど無くなりLLCも当日購入だとバンコク⇆チェンマイ間は2,800バーツします。
これは数年前の2倍の価格で、日本円なら10,000円超えた価格です。
7月から通常通り入国可能になったのに、この物価上昇だと格安リゾートではなくなってしまってることが分かります。
まとめ
この円安の影響は更に悪化すると海外メディアで予想されており、最悪1円が0.2バーツまで行くのではないかと先日のニュースで報じられてました。
以前だとリタイヤメントビザを取るために80万バーツ(当時の価格で240万円)あれば取得できたのが、今は300万円ないとビザ取得もできないほどです。
さすが昔の価格を知っている人が、この物価高でタイに行こうとは思わないかもしれませんが、今後もっと悪化することを考えると、タイランドパスが廃止になった今が行きどきかもしれません。
今行っても昔とクオリティはそこまで変わりませんが、その辺は考えないようにしてタイ旅行を計画してみてください。
今回もご閲覧ありがとうございました。
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結構コアな場所も載っているので一冊持っていれば楽しめると思います。
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