2022年3月1日以降のタイランドパス申請方法【必要書類変更】

旅行

タイでは3月1日に入国時の隔離免除のプログラム『TEST&GO』の条件変更が発表されました。

以前同様にワクチンの2回接種済みの人が対象ですが、2月に再開された条件より緩和されたので解説していきます。

タイ移住歴20年の僕が、3月1日以降のTEST&GOの申請について解説していきます。

これを読めば、3月以降のタイ渡航に必要なものが分かります。

3月1日からのタイランドパスの条件変更

タイに渡航を考えている場合はタイランドパスの申請が必須となります。

どこから入国するかでプログラムも変わってきます。

タイ入国プログラム

  • 「TEST&GO」
  • 「Sandbox」
  • 「AQ」

TEST&GO

ワクチン接種済みでタイ政府指定の対象国や地域から入国する場合、隔離なしになるプログラム

Sandbox

ワクチン接種済み対象で隔離なし、タイ入国後7泊を Blue Zone(プーケットなど)中の1ヶ所のみに滞在する必要があるプログラム

AQ

タイ政府の代替隔離検疫施設でタイ入国後に指定日数の隔離があるパッケージです。

 

TEST&GOは、1日目のPCR検査で陰性の場合、他県に移動することが可能になります。

2月までにタイランドパスの申請をした人は5日目にホテル宿泊+PCR検査をしなければならないのですが、3月1日以降はそれがなくなります。

タイ渡航までに用意するもの【手順】

以前はパスポートとチケットがあればタイに行くことはができました。

もちろんお金も必要でしたが、他に用意するものはほとんどありませんでした。

3月1日以降のタイ渡航時に用意するもの(ノービザの場合)

既にNon-immigrant visaなどを持っている場合はRe-entry visaの有効期限の確認が必要ですが、基本的にノービザと変わらないので安心してください。

今回はノービザでの「TEST&GO」の申請方法を説明していきます。

タイ渡航のために用意するもの(順番)

  1. 航空券の手配
  2. タイ政府認可の「SHA Extra Plus (SHA++)」などのホテル・ホテル送迎予約確認書
  3. PCR検査予約確認書
  4. 海外旅行保険の加入(最低2万米ドルの医療保険)
  5. 日本の自治体が発行するワクチン接種証明書(英文)
  6. タイランド・パス(Thailand Pass)登録 二次元コードの取得
  7. RT-PCR検査の受検と英文陰性証明書の取得(出発72時間以内)

航空券の手配

航空券は変更可能なものが理想的で、登場前に陽性反応が出たり、国側で規制が掛かることあるかもしれません。

それに加え、他国経由のものでなくバンコク直行便が最適です。

もし他国にトランジットする場合、経由国側でも入国条件がありPCR検査や入国書類の提出が発生することが考えられます。

タイ政府認可の「SHA Extra Plus (SHA++)」 などのホテル予約確認書

TEST&GO利用時の1日目のSHA Extra Plusホテルは、到着空港から陸路で5時間以内のホテルに限ります。

「SHA Extra Plus (SHA++)」認定ホテル予約サイト

Amazing Thailand Safety and Health Administration (SHA)
SHA เป็นมาตรฐานความปลอดภัยด้านสุขอนามัยสำหรับกิจการด้านการท่องเที่ยว ที่จะช่วยสร้างประสบการณ์ที่ดี รวมไปถึงความมั่นใจและความปลอดภัยด้านสุขอนามัย สำหรับสินค้า แ...

「AQ」認定施設予約サイト

http://hsscovid.com/

PCR検査予約確認書

タイ政府認可の「SHA Extra Plus (SHA++)」などのホテルを予約した場合、PCR検査と予約確認書の発行がセットになっています。

海外旅行保険の加入(最低2万米ドルの医療保険)

保険はネットで入ることができますが、クレジットカードでゴールドカード以上だと海外旅行保険が付帯されています。

楽天カードの付保証明書(見本)

渡航14日前までにクレジットカード会社に付保証明書の申告をすれば、英文での証明書を発行してくれる場合もあるので、補償枠を確認して申請した方が良いでしょう。

もし補償枠に足らない場合は、下記のサイトが安くてネットで申告できるので便利です。

コスパの良い保険会社

タイに行くなら海外旅行保険たびとも|エイチ・エス損保
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たびとものサイトでの見積りは、条件によって3つのプランを提供してくれます。

出典元 たびとも

30日のノービザでの渡航の場合はP1で問題なく補償されると考えられます。

✴︎あくまで60歳未満の価格設定なので、それ以上の年齢の方はもう少し高くなります。

日本の自治体が発行するワクチン接種証明書(英文)

これはパスポートと2回目ワクチン接種が終わっていれば役所で受け付けてくれます。

郵送でも可能ですが、区・市役所の窓口に提出すれば3日以内で自宅に封書で届きます。

ワクチン接種証明書の申請方法は過去記事で説明しています。

【ワクチンパスポート】どうやって取得するの?必要書類は?
コロナワクチンの2回目接種終わったので、そろそろ海外旅行の計画をしようと思うけどワクチンパスポートが無いと入国できないみたいなこと書いてあるので、できれば早急に申請したい! 【ワクチンパスポート】申請の手順 タッキー ...

ほとんど日本語と英語の併記なので、海外渡航の際問題ないですが、一応英文なのか確認したほうが良いです。

タイランド・パス(Thailand Pass)登録 二次元コードの取得

チケットやホテル、証明書が発行されたらタイランド・パス(Thailand Pass)の登録に入ります。

タイランド・パス(Thailand Pass)登録サイト

https://tp.consular.go.th/

登録に必要なもの

  • パスポート
  • ワクチン証明書
  • 接種証明書(QRコード)
  • 医療費保証20,000USドル以上の保険の証書(新型コロナウィルス感染症及び関連疾患の治療費を含む )
  • SHA++認定ホテルの1泊以上と到着後PCR検査の予約確認書

登録手順

  1. 新規登録へ進む。(Non-Thai Nationalsを選択)
  2. 3つのタイ入国プログラムから1つを選択。(各プログラムは後述)
  3. 個人項目入力や必要書類アップロードなどしながら次々とステップを進みます。
  4. 申請 (新規登録) が完了すると、ログイン用の数字 (アクセスコードpersonal code)が発行され、自動返信Eメールも届きます。

1.新規登録へ進む。(Non-Thai Nationalsを選択)

出典元 タイランドパス

出典元 タイランドパス

2.3つのタイ入国プログラムから1つを選択。今回はTEST&GOを選択するので左の枠内の「Select」をクリックまたはタップします。

出典元 タイランドパス

同意書日本語訳

タイ入国登録制度(空の旅のみ)

タイ国民以外のための条件

タイ政府の疾病予防措置の遵守
1.私は、タイに到着したとき、およびタイに滞在しているときに、次のことを認め、受け入れます。
私は、タイに入港する入港地で、呼吸器症状の入国審査と発熱の温度測定の対象となります。

2.私は、指定された封印されたルートを経由して、到着港から予約した宿泊施設に直接移動します。

3.私は、タイ政府が指定した場所でのRT-PCR技術によるCOVID-19診断テストに関連するすべての費用を負担します。
私はタイに到着したときに最初のテストを実施し、サンドボックスプログラムに7日間滞在する場合は、5日から6日の間、
またはタイの保健省によって要求または必要と見なされた場合に2回目のテストを実施します。
3.1私は条項番号から追加のテストを実施します。 3以下の条件に基づいて:
サンドボックスプログラムに7日未満滞在する場合は、滞在の6〜7日目に、またはタイの保健省の要求に応じて2回目の
テストを受けます。

4.Test&Goスキームの場合:
4.1私は1日隔離されます。
4.2RT-PCR検査の結果が陰性(検出されなかった)の場合、私はタイを制限なく旅行することが許可されています。

5.サンドボックスプログラムの場合:
5.1私は、伝染病管理官の命令に従うために、私の宿泊施設での1泊の滞在を毎日報告します。
私は予約した宿泊施設にのみ一晩滞在する必要があることを認識しており、サンドボックスプログラムに滞在している間は
公衆衛生対策を厳守する必要があります。
5.2サンドボックスプログラムに7日未満滞在する場合、タイからの旅行を唯一の目的としない限り、サンドボックスエリアを
離れることはありません。
5.3サンドボックスプログラムに7日以上滞在すると、タイの他の州への旅行が許可されます。

6.代替検疫スキームの場合:
6.1タイの保健省の要求に応じて、2回のRT-PCR検査を実施します。
6.2私は、予約した宿泊施設にのみ滞在する必要があることを認識しており、代替検疫に7/10/14日間滞在する間、
すべての公衆衛生対策を厳守するものとします。
6.3代替検疫に7/10/14日未満滞在した場合、タイ国外への旅行を唯一の目的としない限り、
代替検疫を離れることはありません。
6.4代替検疫に7/10/14日以上滞在すると、タイの他の州への旅行が許可されます。

私は、上記のすべての情報が私の知る限り真実であることを証明し、タイへの旅行をスクリーニングおよび促進する目的で
関係機関と調整するために、タイ外務省が私の個人情報を収集することに同意します。

私は、上記のすべてを理解し、それらを厳守し、緊急事態における行政に関する緊急法令のセクション9に基づいて発行された
関連規則の規定を遵守することを宣言します。 
2548(2005)およびタイ政府によって規定されたその他の疾病予防措置。
このような遵守の失敗は、タイの法律および規制に基づく結果および罰則につながる可能性があることを認めています。

引用元 タイランドパス

確認後同意書にチェックして、「Confirm」をクリックします。

出典元 タイランドパス

日本語訳

出典元 タイランドパス

ほとんどの場合、渡航の目的は「旅行」「ビジネス」だと思います。

学生やロングステイの場合は「Education」を選択しましょう。

全ての欄を埋めたら「Register」を選択します。

出典元 タイランドパス

ポップアップ画面が表示されるので、確認してConfirmをクリックします。

Confirm画面の日本語訳

タイ政府の疾病予防措置の遵守
「私」は申請者を指します
「確認」をクリックすることにより、タイパス登録の個人データを、タイ外務省が他の関係する
政府機関およびその指定された担当者に少なくとも60日間保持、処理、および開示することに
同意します。情報の処理と検証、政府の措置と行政の将来の実施、および/またはタイへの旅行と
タイへの入国の申請者の身元の確認および/または資格の確認を唯一の目的とします。
私はタイパス登録の条件を読み、これにより遵守することに同意することを認めます。私は、私の
知識または信念の限りにおいて、すべての真の情報を提供したことを証明します。虚偽の情報が
提供された場合、タイの関係政府機関が私のタイへの旅行を拒否および禁止する可能性が
あることを理解し、必要に応じて、タイの法律で義務付けられている法的措置を取ります。
**備考:申請者は、上記の条件に同意および同意しない場合、タイパスに登録できないことを
認めます。

引用元 タイランドパス

次にタイ入国登録制度(空路のみ)の入力画面に入ります。

手元にパスポートを用意します。

出典元 タイランドパス

記入見本出典元 タイランドパス

パスポートの写真を撮って、アップロードしてNextをクリックします。

3.個人項目入力や必要書類アップロードなどしながら次々とステップを進みます。(各ステップは後述)

出典元 タイランドパス

フォーム記入例

出典元 タイランドパス

ここではワクチン接種証明の1回目と2回目の日付と画像をアップロードします。

続いてPCR検査のできるSHA認定ホテルの予約を状況と入力し画像をアップしていきます。

下記のようなフォームが表示されます。

出典元 タイランドパス

フォーム記入例

出典元 タイランドパス

もしものときの連絡先を記入する場所は自宅または家族の電話番号を入力しましょう。

最後に海外旅行保険の加入証明書の画像をアップデートし、補償範囲にチェックすれば入力は終わりです。

下記のようなフォームが表示されます。

出典元 タイランドパス

フォーム記入例

出典元 タイランドパス

Submitをクリックすれば申請完了です。

4.申請 (新規登録) が完了すると、ログイン用の数字 (アクセスコードpersonal code)が発行されるのでスクショをしておくと良いでしょう。

出典元 タイランドパス

登録したEメールアドレスにメールが届きます。

出典元 タイランドパス

メールによれば、3〜7日で登録が完了すると言うことなので、送られてきたQRコードをスマートフォンなどに保存しておけば、渡航時の提出の際に楽ですが、万が一電源が入らない時を考えてコピーも用意しておきましょう。

送られてきたQRコード例

出典元 タイランドパス

スマートフォンに入れた場合

出典元 タイランドパス

RT-PCR検査の受検と英文陰性証明書の取得(出発72時間以内)

空港でPCR検査ができる場合もありますが、72時間前に最寄りのPCR可能な場所で検査しましょう。

フライトによっては検査時間対象のときがあります。

英文での陰性証明書作成ができるかを事前に確認しておいた方が確実です。

PCR陰証証明書(英文)サンプル

まとめ

チケット予約は最低でも渡航日1ヶ月前までに済ませるとスムーズに行くと思います。

実際、クレジットカードに付帯の海外旅行保険の場合、付保証明書の発行に7〜14日かかると言われています。

そのため、航空券を予約して余裕を持って付保証明書を発行すれば、わざわざ海外旅行保険に入る必要がなくなり、タイランドパスの申請にも間に合います。

タイランドパスの申請をする際に3通りの入国プログラムがあり、その一つがTEST&GOです。

まずはスケジュールを確定し、航空券を予約してから手順に従えば問題なく渡航準備できるはずです。

それではタイ旅行を楽しんできてください。

この記事を書いた人
moto takigawa

ブログ初心者 開始5日で3桁達成 経歴▶︎大学中アメリカ留学で海外に魅力を感じる▶︎一部上場企業へ就職▶︎100万を持ってタイで起業▶︎1年で年商3000万到達▶︎令和元年に日本に本社設立◀︎イマココ
2年以内にブログでも3000万の収益を得る為毎日発信中

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