2021年調査の日本の平均寿命は、男性の平均寿命81.41歳で女性は 87.45歳です。
50歳だからと言って、長期投資を諦めると大変なことになります。
もし81歳まで生きるとして、あと30年ありますし平均寿命が伸びていることでもしかしたら100歳まで生きるかもしれません。
そうなるとこの先定年退職は70歳くらいまで延長されると考えられます。
実はこの記事を書いてる自分自身49歳で、2年前から長期積み立てを始めたばかりです。
この記事を読めば50歳からでも長期積み立て投資をした方が良いか分かります。

50歳以上でも長期積み立て投資は始めた方が良いの?
✔︎本記事の概要
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50歳からでも積み立て投資は始めた方が良いの?
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積み立て投資をするならおすすめの銘柄はなに?
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つみたてNISAで米国株ETFの取り扱いはあるの?
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つみたてNISAより一般NISAの方が良いの?
今回はこのような流れから考えていきます。
50歳からでも積み立て投資は始めた方が良いの?
50代からの積立投資だと、既に遅いのかと思われがちですが、結論から言えば遅くありません。
例えばつみたてNISAの場合でも非課税期間が最長20年と設定されています。
一見長いように感じますが、国民年金は40年間なので、比べると半分の期間になります。
そして積み立て投資の場合は、複利が発生するので、50歳〜70歳まで20年間積み立てすることで、老後の生活はかなり楽になります。
国民年金の最低受給額は月額65,075円で、年額だと780,900円です。
納付していない月があればさらに少なくなるため、70歳で月6万円で生活するのは無理ゲーでしょう。
6万円で生活費を賄うと、田舎暮らしでアパートを借りるとしても、最低3万はするはずです。
貯金がない場合は残りが光熱費と食費で、病院に通ったり趣味で使うお金はいったい何処から出るの?
そんなときに積み立て投資をしていれば、年金よりも多くの金額を使えることになるんです。
例えばつみたてNISAの場合は積み立て期間が最大20年で、非課税+複利が反映されます。
定年退職が70歳と仮定するとあと20年非課税で積み立てられるので、50歳からでも全く遅くないことが分かります。
寧ろ若いときよりお金に余裕があるなら、銀行など金利の低いところに預金するのではなく複利の発生する積み立て投資をする方が懸命でしょう。
積み立て投資をするならおすすめの銘柄はなに?
積み立て長期投資をする場合、やり方は2通りあります。
おすすめの投資法
- つみたてNISA
- 自動積み立て
つみたてNISAは今まで、やったことがないなら絶対にやった方が良い、非課税の積み立てになります。
一般的に株式投資で儲けたお金には約20%の税が掛かります。
それが非課税になるのはかなりの特典です。
以前つみたてNISAをやっていて、途中でやめてしまった場合はこれから残りの年数積み立てしましょう。
次に自動積み立てですが、株式市場がはじまってから右肩上がりの米国株がおすすめです。
アメリカの上場会社トップ500社を網羅しているS&P500は特におすすめで、かの有名な投資家ウォーレン・バフェットと推奨している銘柄です。
日本ではSBI証券と楽天証券ならこのS&P500の自動積み立てが可能で、年4回支払われる配当金を自動で積み立てしてくれるので、銀行口座にお金が入っていればほったらかしで20年間積み立てることが可能です。
因みに僕は楽天証券でつみたてNISAをやっていて、S&P500はSBI証券で毎月一株ずつ自動積み立てしています。
現時点でも利息だけで生活することは可能になりましたが、このまま70歳まで積み立てしていき、安定した老後を送ろうと考えています。
つみたてNISAで米国株ETFの取り扱いはあるの?
結論から言うとつみたてNISAで米国株ETFの取り扱いありません。
しかし国内上場投信ならETFの取り扱いはあります。
- ダイワ上場投信(日経225)
- ダイワ上場投信(JPX日経400)
- ダイワ上場投信(トピックス)
上記の3つが代表的ですが、日本を代表する企業なので米国株に比べるとおすすめし難くなります。
やはりおすすめは米国株のS&P500やVTIなどのアメリカの上場企業の株を分散投資でき銘柄です。
楽天証券の場合、つみたてNISAではS&P500は変えませんが、VTIは楽天VTIという銘柄で買うことができます。
これは投資信託なので株1口で購入はできませんが、毎月自分の決めた金額で購入できるんです。
SBIでも同じVTIが買えるのでそちらもおすすめです。
つみたてNISAより一般NISAの方が良いの?
老後の資産を考えるなら「つみたてNISA」一択ですね。
一般NISAとつみたてNISAの違いは、非課税となる年数と年間の非課税投資枠。
一般NISAは1年に120万円まで投資できますが、非課税期間は最長5年です。
つみたてNISAは1年に40万円まで投資できますが、非課税期間は最長20年です。
投資期間が長くなるにつれ、つみたてNISAの方が利回りが高くなり有利に働くようになるんです。
まとめ
50歳から株式投資するためのポイント
- つみたてNISAをする
- iDeCoをする
- 長期積み立て投資をする
- 分散投資をする
つみたてNISAをする
つみたてNISAは最長20年間非課税となるのは先ほど説明しましたが、やったことがない人は絶対活用した方が良いです。
iDeCoをする
iDeCoは個人型確定拠出年金のことで、確定給付企業年金なので自分で運用する年金として老後の所得確保の一層の充実が可能になります。
これもつみたてNISAのように、掛金全額が所得控除の対象になるのでやらなきゃ損です。
長期積み立て投資をする
積み立てを考えている人は個別株購入で一括千金を狙うより、手堅く長期積み立て投資で複利の恩恵をつけた方が賢明です。
たとえ50歳だったとしても、毎月積み立てることでドル・コスト平均法で平均買付単価を抑えられ、無理なく資産を増やすことができます。
分散投資をする
積み立て投資を手堅くする場合、分散投資をすることが決め手です。
株価の急落は予期せぬときにやってきます。
そのとき分散投資さえしていれば、ダメージも分散されるので短期間でリカバリーすることが可能です。
一般的に米国株ETF60%に対して米国債券40%が、鉄板の投資法と参考書籍では言われています。
もし、より深掘りして投資を学びたいならFIREという書籍が分かりやすいと思います。
幼少期に貧乏な生活を余儀無くされた著者が、大人になってもお金の大切を基準に株式投資をやっていく内容ですが、半分はマインド、もう半分は何に投資すれば良いかが書かれています。
今回も読んでくれてありがとうございます。
少しでもあなたの未来がお金に困らないで過ごせるように祈っています。
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