読書が苦手で困っている人
「勉強のために本を読もうとするが、途中で違うことを考えたりすると読んだ場所が全く頭に入っておらずもう一度読み返さないといけないので、読みたくなくなります。」
今回の記事は、上記のような悩みを解決する手順で書き進めていきます。
・本の読み方を知る【基本】
・本を読む際の集中力の身に付け方
・本を読んだあと、忘れないための方法
こんにちは、chasmblogの管理人モトです。
2020年からブロガーとして活動を始め、現在2ヶ月で160記事くらい書いています。
普段は第二の故郷タイと日本を行ったり来たりして、気候の良い方の場所に住んでいます。
タイは一年を通して暖かくブログ記事を書くのにとても適した気候です。
先日下記のツイートをしました。
本を読んでいて他のことを考えると、今まで読んでいたところの記憶が無いときがある。それは本を読もうとしているのであって、書いてあることを理解しながら読んでない、楽しんでない!そもそもその本に興味がないからだ。そんな時はあらすじやレビューに目を通し、全体の内容を知れば興味が湧くはず。
— moto_takigawa (@moto_takigawa) May 15, 2020
僕も小学生の頃から教科書を読むのが苦手で、よく教室で恥ずかしい思いをしたのを覚えています。
読書が苦手で困っている人
繰り返しですが、下記のとおりです。
その②:本を読む際の集中力の身に付け方
その③:本を読んだあと、忘れないための方法
その①:本の読み方を知る【基本】
まず本を読むときに何処から読んでいますか?
タイトルや見開きを見ると、何か惹かれるときがあります。
しかし読んでいくと強弱がなく、短調で全く頭に入ってこないことがあります。
本を読むのが苦手な人は、まずはあらすじや目次を見ること!
全体を知ることで、この本がどのようなことを伝えたいのか理解できるようになります。
始めに目次があるのもそのためで、項目ごとにタイトルがついていて、全部読んでないのに大体の構成が分かります。
どんな内容なのかを知ることで、その結末を知りたくなる興味が湧いてきます。
始めにその本の構成・流れを把握することで内容に入り込みやすくさせるのが大切です。
その②:本を読む際の集中力の身に付け方
その①で全体を内容を把握することを学んでいるので、少しは読みやすくなっていると思います。
次に本を読む際に一気に全てを読もうとしないこと、それが集中力を身に付けるやり方です。
人の集中力は最大で2時間、本来は45分程度だと言われています。
集中力の関してはこちらの本文で説明しています。
https://chasmblog.com/meet-0002/
45分で本を完読するのは、なれてない人にはムリゲーです。
そのために本には段落がついているんです。
読む前に段落を把握し、『今日は第1章を読んでみよう!』と範囲を決めましょう。
自分が読めそうな範囲を決め、区切りを最初につけることで、ずっと読みやすくなります。
大切なことは全体を把握したあとに、身の丈にあった段落、区切りで読み進めることです。
もちろん自分は何時間も集中して読める!と言う人向けではないですが。。。
その③:本を読んだあと、忘れないための方法
ここまで読み方や集中力など紐解いて考えてきましたが、実は読み終わった後に内容を覚えていないことが多いんです。
アメリカの研究で記憶力の確率を分析しています。
・見たことは 18%
・聞いて見たときは 28%
・話し合ったときは 42%
・体験したときは 80%
・教えたときは 92%
これを見る限り、見たこと=読書は18%だと思えますが、読書の場合読みながら理解するために考えているため、確率は28%ということです。
平均的に一度読んだ内容の28%しか覚えられていません。
しかし2回読むことで63%まで向上し、3回目だと体験した時と同じ80%になると言われてます。
教科書や参考書を一度読んで理解できる人は少数でしょうが、できないなりに3回読んでみることで記憶に残るようになるでしょう。
まとめ
あらすじや目次を利用して全体を把握し、自分の本に対する興味を書き立てます。
無理をせず、区切りを作って自分なりのペースで読み進め、覚えたり確実に理解しなければならないことは1度ではなく2度3度読むことで、記憶に残るようにできます。
まずは本を購入前にレビューや内容をを確認し、自分が興味を持てる作品かチェックすることが大切です。
徐々に読む習慣を作ることで、より難しい本を読むことができるようになります。
すると人間の脳は次第に発達し、頭が良くなっていくようなのであきらめず頑張ってください。
脳科学者の茂木健一郎先生も読書と集中力について研究されているので、貼っておきます。
地頭の発達のカギになるのが、脳の前頭葉の前側にあるDLPFC (前頭前皮質背外側部)という部位。集中力を発揮するときに使われる回路、いわば脳の司令塔で、IQ(知能指数)とも関係が深いと言われています。読書に集中している状態が、DLPFCが活動している状態だと思ってください。この部位を鍛えるいい方法は、ちょっとややこしいことに集中すること。なので、少し難しい本をがまんして集中して読める子が伸びる子なんですよ。読書中に母親が話しかけても集中しすぎて返事をしないなど、そういう子は大いに将来の伸びを期待できます。読書で鍛えた脳の回路は、ほかのことにも応用がきくようになりますよ。実は、できる子は居間で勉強していることが多いんです。ふだんから雑音があるところで集中できるようにしておくとDLPFCが鍛えられて、本番に強い子になる。試験会場って意外とざわざわしているでしょう。そういう場所で力が出せるんです。勉強のために子どもに静かな環境を与えるという教育方針は、必ずしも正しくないかもしれませんね。
引用元 ベネッセ
https://benesse.jp/kyouiku/201312/20131218-1.html
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